2-支部-施設編
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当施設の歩み〒695-0011江津市江津町1110番地15施設長/栗村敬 職員数/129定員/入所160、通所45設置年月日/平成3(1991)年11月1日300介護老人保健施設高砂ケアセンター 当センターは、令和3(2021)年で開設30周年を迎えた。この10年間は当施設において大きな転換期を迎えた。 平成23(2011)年8月に電子カルテを導入。処方箋・食事箋の発行がオーダリングシステムとなり、医師の負担軽減につながった。また、多職種協動でケアを実施し在宅復帰を目指すR4システムを取り入れ、文書作成が手書きから電子化された。当年度末には、島根県済生会再編計画により、高砂病院を廃止し、介護老人保健施設に転換することが理事会で承認された。 平成24(2012)年4月、高砂病院2階の療養病棟(62床)が江津総合病院の療養病棟に移転。それに伴い、阿部重郎院長が異動、矢富副院長が院長に就任した。その後約半年間改修工事が行われ、同年10月1日に「島根県済生会高砂ケアセンター」として開設。従来型100床(一般50床・認知症50床)、療養型60床、全160床の介護老人保健施設は県内でも有数の入所定員をもつ介護老人保健施設となった。矢富院長が引き続きセンター長として就任した。 病院機能は無くなったが、市や外来患者からの要望もあり精神科に特化した「たかさごクリニック」を併せて新規開設した。 なでしこプランの一環として、平成25(2013)年8月より、市内のショッピングセンターで無料の健康チェック・健康相談を開始した。毎月1回の開催であったが、買い物客等に認知され始め徐々に利用者が増加した。その後、開催場所を施設に移したが継続して毎月開催している。コロナウイルス感染症の流行後は、施設での開催を中止しているが、市役所とタイアップし、地域のコミュニティーセンターや職域での活動を行っている。 平成26(2014)年9月矢富センター長が退職し、同年11月栗村敬センター長が就任した。平成27(2015)年8月、たかさごクリニッ

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