2-支部-施設編
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当施設の歩み介護報酬改定と事業の統廃合〒695-0011江津市江津町1110番地施設長/山藤弘毅 職員数/93  定員/115(うち短期15)設置年月日/昭和44(1969)年4月1日島根県301ク閉院に伴い精神科を江津総合病院へ移転した。 現在、職員不足に直面し160床の規模を維持していくことが難しい状況ではあるが、「たいせつな、ひとりひとり~利用者・家族、ひとりひとり。職員、ひとりひとり~」の理念のもと、今後も地域の介護サービスの一端を担っていきたい。特別養護老人ホーム白寿園 この10年間で、平成27(2015)年3月に盆子原峰雄 元園長(平成19<2007>年4月就任)が退任、同年4月に田中功男前園長が就任(平成31<2019>年3月退任)、そして平成31(2019)年4月に山藤弘毅現園長就任と3人の園長交代を経つつ各課題に取り組んできた。 この10年を介護報酬改定と事業の統廃合・自然災害の影響の二つの観点から振り返る。 平成24(2012)年度報酬改定による単価引き下げ(特養▲2.0%・短期入所▲2.2%・通所介護▲6.7%等)により1,500万円余の減収となった。これを受け各事業の経営上の課題改善への取り組みをはじめ、同年10月に短期入所定員16人を20人へ変更。平成16(2004)年から運営したデイサービスサテライトを同年度末で閉鎖した。 平成25(2013)年度には通所介護定員35人を30人・週6日営業に縮小した。 平成27(2015)年度報酬改定では単価は全体で▲5.0%であったが、処遇改善加算引き上げや各加算取得にて介護保険収入は400万円の減収にとどめられた。 平成28(2016)年度は、赤字経営でも社会的使命として継続していた訪問入浴介護の段階的なサービス縮小を開始、平成31(2019)年4月に事業廃止とした。

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