2-支部-施設編
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当院の歩み〒700-8511岡山市北区国体町2番25号施設長/塩出純二 職員数/1466 病床数/473設置年月日/昭和13(1938)年4月1日診療科目/内、呼内、消内、循内、糖内、内分泌内、腎内、リウ、外、呼外、消外、乳・内分泌外、食外、肝・胆・膵外、血外、整外、脳外、形外、美外、心療内、精、神内、小、皮、泌、産婦、眼、耳、リハ、放、放治、麻、救急、病診、緩和ケア304岡山済生会総合病院 平成24(2012)年5月に地域医療支援病院に承認され、紹介・逆紹介の管理や研修会開催など地域医療連携室の役割を充実させた。平成25(2013)年9月、新病院を北東に約200m離れた国体町へ建築移転することを決定した。これに先立って行われた埋蔵文化財包蔵地の発掘調査で、中国の戦国時代(紀元前5~4世紀)に鋳造された双そう翼よく式しき銅どう鏃ぞくと呼ばれる青銅製の鏃が出土した。日本国内では初めての確認であった。 平成27(2015)年4月に山本和秀院長が就任した。平成28(2016)年1月、新病院に救急と病床553床(一般500床、小児28床、緩和25床)を移転した。外来機能は元の病院建物に残し附属外来センターとして開設した。入院外来分離という新しい形態の移転であったが、入念な準備をしていたため混乱は生じなかった。同年4月、熊本地震に当院DMATが出動し、済生会熊本病院での医療支援も行った。平成29(2017)年5月に、子どもメディカルラリーを全国で済生会千里病院に次いで2番目に開催した。平成30(2018)年4月、済生会本部と共催で第1回済生会フェアを開催した。模擬手術、調剤体験、無料検査コーナー、各種講演などを行い、子どもからシニアまで約2,000人の参加があった。同年、西日本7月豪雨災害に当院DMATほか数チームが岡山県倉敷市を支援、済生会広島病院等へ看護師を派遣した。 平成30(2018)年9月、総合病院の80床を附属外来センターへ移し、地域包括ケア病床80床を持つ岡山済生会外来センター病院を開院し、総合病院は473床のより急性期に特化した病院となった。令和元(2019)年8月、手術支援ロボット(da Vinci Xi)を導入。外科では直腸がん、すい臓がん、肺がん、泌尿器科では前立腺がんの手術を行っている。

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