2-支部-施設編
310/434

当施設の歩み〒700-0824岡山市北区内山下2丁目5番7号 丸の内会館1階施設長/中塔 辰明 職員数/5設置年月日/昭和22(1947)年11月1日診療科目/内308検査機器、全自動分包機等の導入・更新・バージョンアップを行った。また、IT化では、PACS、臨床検査システム、細菌検査システム、生理検査システム、調剤支援システムを導入・更新した。令和3(2021)年3月には、電子カルテシステムに併せてリハビリ管理システムを導入、調剤支援システムを更新した。電子カルテシステム導入により、情報の共有化、業務の合理化に加え、データの蓄積による後利用としての活用が進むと考えられる。 令和2(2020)年1月に日本で初めて感染が認められた新型コロナウイルス感染症により、当センターの特徴であるワンフロア病棟は、ウイルスを院内に持ち込むと、全体に広がる可能性が非常に高く、そのため職員の行動や入院、退院での患者の移動に制限をかけざるを得なかった。また、常にそばについてやりたいと願う家族の面会は禁止とする一方、リモートによる面会の運用や、笑顔の写真やリハビリ中の動画を送るなど職員の創意工夫により対応を行い、家族からはたいへん喜ばれている。現在までに患者を含む職員も感染を抑えることができた意義は大きい。 また、新型コロナウイルスのワクチン接種事業では、接種委託医療機関として、職員及び家族、患者、事業所、近隣の地域住民等300余人の接種を行い、地域住民とのつながりの一助とすることができた。岡山済生会県庁内診療所 岡山済生会県庁内診療所(以下、診療所)は、昭和22(1947)年11月1日に、県職員の健康管理及び診療を目的として設立された。 平成25(2013)年、井原敬子の退職に伴い7月から中塔辰明が所長となり、令和3(2021)年10月現在、藤田邦雄、山本武彦、上田稔、中塔辰明の4人体制で診療している。 県庁舎耐震化および県警本部新庁舎建築事業の一環として診療所も

元のページ  ../index.html#310

このブックを見る