2-支部-施設編
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当施設の歩み当施設の歩み316介護老人保健施設たちばな苑〒700-0021岡山市北区国体町3番12号ライフケアセンター南館1階~4階施設長/前田幸夫 職員数/52 定員/入所60、通所20設置年月日/平成18(2006)年9月1日 介護老人保健施設たちばな苑にとって、この10年間は、なでしこ苑同様に在宅超強化型施設への移行に取り組んだ時期であった。たちばな苑は、従来型施設のなでしこ苑とは違い、全室個室ユニット型施設で、普段の生活に近い形でサービスを提供しているが、その分人員配置は手厚くなり、経営状態は厳しくなる。在宅復帰に取り組み、稼働率が80%台になり、赤字経営になることもあったが、業務を見直し、職員定数を変更し、経費削減を行うとともに、新規入所者の獲得のための営業活動や退所調整により、稼働率90%を維持することで、経営を改善している。在宅復帰にはリハビリ職員が不可欠なので、2人増員している。 また、介護の質の面では、介護技術を競う「おかやま介護グランプリ」に出場し、令和元(2019)年に準優勝した。 施設整備に関しては、平成26(2014)年には個室の内装設備工事を行い、有料個室ユニットには、洗浄便座、空気清浄機の取り付け、照明機器、サッシ内障子工事等を実施した。老健デイケアセンター〒700-0021岡山市北区国体町3番12号ライフケアセンター本館2階施設長/竹島正幸(なでしこ苑)、前田幸夫(たちばな苑)設置年月日 平成10(1998)年4月1日 老健デイケアセンターは、介護老人保健施設の在宅復帰が促進され、デイケアセンターの役割は、通所者のリハビリ中心となり、介護報酬上でもリハビリテーションマネジメント加算、(認知症)短期集中リハビリテーション実施加算、生活行為リハビリテーション実施加算等ができ、多職種連携の下で、効率よくリハビリをしていくことが求められるようになった。 当センターでもリハビリ職員(兼務)を増員して対応しているが、一方で、入浴希望の利用者も多く、時間配分の工夫が必要となっている。

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