2-支部-施設編
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当施設の歩み〒709-2121岡山市北区御津宇垣2069番10号施設長/髙中和明 職員数/34定員/入所38(うち短期9)設置年月日/平成24(2012)年7月1日322 次に施設全体の主な経緯を記す。開設半年後の平成24(2012)年8月に岡山市事業者指導課による実施指導により、特室料の請求一時休止と施設居室部分(30室)の再改修が必要となり運営の見直しを図った。 平成28(2016)年9月に施設内で疥かい癬せんが発生し、入所者・職員数人も感染し関係機関や皮膚科医師の指導のもとに対応し、環境設定や対策を見直し感染防止対策を徹底した。 平成30(2018)年に西日本7月豪雨が発生、施設自体は幸いなことに被害がなかったが、公共交通機関の不通により職員の出退勤が一部困難となり、延長勤務等により対応するとともに、被災者・職員家族の受け入れを行った。 令和2(2020)年2月以降の新型コロナウイルス感染症への対応は、施設感染対策委員会を中心として、マニュアルの再整備・訓練等を実施、利用者への感染は無く現在に至る。利用者のADL低下・職員の精神的疲労等のフォロ-アップが必要となるが、今後の感染対策に対する貴重な経験となった。 同年10月に済生会吉備病院院長である難波洋一郎が第2代管理者に就任、吉備病院との更なる連携強化によりサービス提供向上、業務効率化・省力化等、相互発展が期待される。 施設の年間行事としては、健康教室開催・児童交流会、済生会吉備病院と合同での夜市・地域の清掃活動・子供神輿受け入れ・まほろば祭り参加等を行っているが、新型コロナ感染症の影響により昨年から実施できておらず、新しい取り組みを模索している。特別養護老人ホーム宇垣荘 岡山済生会宇垣荘は、平成24(2012)年7月に特別養護老人ホーム長期入所・短期入所、小規模多機能型居宅介護事業所の開設許可

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