2-支部-施設編
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現状当施設の歩み〒731-4311坂町北新地2丁目3番10号施設長/川上博美 職員数/11設置年月日/平成18(2006)年4月1日332険制度のスタートに先駆け、平成11(1999)年10月1日、特別養護老人ホームたかね荘内に開設。介護支援専門員の常勤1人と広島病院、訪問看護ステーション、在宅介護支援センターとの兼務4人を配置し、軽自動車2台と通勤用バイクを使って利用者宅への訪問を開始した。事務処理はすべて手作業で行っていた。その後介護保険システムを1台導入。平成16(2004)年1月手狭になった事務所を済生会広島病院本館7階に移設、面接室も整備した。その後、事業所は少しずつ拡大し介護支援専門員数やパソコン数、社用車数も増やし地域に貢献できるよう支援を続けている。 平成30(2018)年7月の西日本豪雨災害では地域が甚大な被害を受け、当たり前の日常を失い状況に合わせた支援を行った。歩きや自転車で訪問や災害下でできる支援をみんなで模索し協力し合った。徐々に復興してきた中、令和2(2020)年からは新型コロナウイルスの影響を受けた。感染対策は病院の助言を受け、感染拡大させないよう配慮した。また地域包括ケアを推進するため、地域の多職種連携会議や自立支援型地域ケア会議、ACP推進委員等の役割を担っている。 常勤の介護支援専門員10人、非常勤の事務員1人で運営。自動車6台とシステム入りパソコン9台で日々の業務に当たっている。利用者数は、月平均介護310件、予防54件、総合事業19件。「ぬくもりが心に届く在宅支援」を続けている。坂町地域包括支援センター 地元坂町の委託で開設した当施設は、地域包括支援センター業務の他、生活支援コーディネーターを中心に、認知症地域支援推進員、認知症初期集中支援チーム、高齢者訪問支援事業、家族介護者教室事業、災害支援にあたる地域支え合いセンターと次々に委託され、坂町包括支援体制の中核機関として地域高齢者の支援に当たり、その活動は地

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