2-支部-施設編
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支部の歩み336山口県済生会〒753-8517山口市緑町2番11号山口総合病院内 山口県済生会は、昭和6(1931)年7月に設置され、歴代県知事が会長に就任し、県庁内で業務を行ってきたが、昭和50(1975)年9月に支部事務局を山口総合病院内に移した。現在、4病院、1老健施設、8福祉施設等を運営し、地域に根差した保健・医療・福祉の総合的な推進に取り組んでいる。 こうした中、この10年間の取り組みのうち、支部の体制では、平成26(2014)年4月の新たな支部理事会発足以降、支部長職には行政経験者を充てていたが、病院及び福祉施設等を取り巻く経営環境が厳しさを増す中、令和3(2021)年4月に、病院長経験者であり、医療等に精通している者として、津江和成下関総合病院名誉院長を充てるとともに、新たに常務理事を設置し、支部体制の強化を図ったところである。 一方、施設の整備では、平成28(2016)年1月に湯田温泉病院と特別養護老人ホームおとどいの里が合築工事により竣工し、平成30(2018)年4月には北浦地域(下関市北西部)唯一の総合病院である豊浦病院が竣工した。さらに、令和2(2020)年10月には山口地域の中核病院である山口総合病院が現地建て替えによる新病院建設工事に着手し、令和9(2027)年2月の完成を目指している。また、高度医療に対応した取り組みとして、令和2(2020)年3月には下関総合病院においてハイブリッド手術室の整備なども進めてきたところである。山 口 県

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