2-支部-施設編
339/434

当院の歩み〒753-8517山口市緑町2番11号施設長/城甲啓治 職員数/673 病床数/310設置年月日/昭和26(1951)年11月11日診療科目/内、呼内、消内、循内、腎内、糖尿病血液内、神内、外、呼外、心外、消外、乳外、整外、脳外、アレ、リウ、小、皮、泌、産婦、眼、耳、リハ、放、麻、精山口県337山口総合病院 平成23(2011)年3月、地域の医療機関から紹介された患者に対し、専門医療の提供、救急医療の提供、医療機器の共同利用など、地域の実情に応じた連携を積極的に進める医療機関として、地域医療支援病院の承認を受けた。さらに同年12月、3.0テスラのMRIを導入。他の医療機関からの検査等の依頼に対し、より精度の高い診療支援を行うことが可能となった。 平成24(2012)年4月、病院建て替え構想を具体的に推し進めるため「建築準備室」が設置された。新病院が竣工するまでの数年間、建て替えに関わる方針の策定や意見集約、事務手続き等を中心的に担うことになる。 平成26(2014)年3月、湧田幸雄が院長を退任し、同年4月、第10代院長に城甲啓治が就任した。 この年、院内でスペシャリストを育成する取り組みとして、院内認定制度(ETU:Expert・Team・Unit)がスタートした。ETUは、専門性の高い部門に携わる看護師を中心に、その経験や知識、技術などを評価し、それに応じたクラスに認定される。 同年7月、集中的な医療提供の充実を図るため、集中治療室の病床数を6床から8床に増床した。平成24(2012)年6月に結成された当院の災害派遣医療チーム「DMAT」が初めて活動の日を迎えることとなったのは、平成28(2016)年4月に発生した熊本地震であった。行政の出動要請に応じ、本震の翌日には災害現場での医療活動を開始し被災者の救護にあたった。 同年7月、事務局に障害のある職員のワークユニット「人事課プラスワン」が誕生した。「人事課プラスワン」は、知的障害、精神障害のある職員で構成されており、業務指導を担当する職員も身体障害者である。業務は各部署から切り出された簡単な作業を集めたもので

元のページ  ../index.html#339

このブックを見る