2-支部-施設編
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当院の歩み〒753-0061山口市朝倉町4番55号施設長/中村洋 職員数/160 病床数/142設置年月日/平成9(1997)年7月1日診療科目/内、外、整外、リハ、放338あるが、この取り組みによって障害者雇用に対する院内の理解も深まり、職員に頼られる存在となった。 また、この年の10月、新病院建築プロジェクトが発足。先に方針決定されていた現地建て替えの具体的な方向性が決まることになる。平成31(2019)年1月、患者の入退院に関する基本情報を一元化し、患者が安心・安全な医療を住み慣れた地域、在宅で受けられるよう「患者サポートセンター」が開設された。 同年2月、新病院建設の前段階として、1年以上の準備期間を経て電子カルテが導入された。導入当時は、不慣れな操作に戸惑う職員も多かったが、予約・受付業務や会計業務、文書作成の時間が大幅に軽減されるなど、業務効率向上につながった。 令和2(2020)年2月、現地建て替えによる患者用の駐車場を確保するため、山口警察署の跡地を購入。同年9月には、新病院建築の起工式が行われた。 現在の建物は、旧西棟(昭和48<1973>年)、東棟(昭和59<1984> 年)、管理棟(昭和61<1986>年)及び西棟(平成4<1992>年)の4棟で構成されているが、この度の新病院の建築では、北棟と南棟の2棟に機能が集約される。延べ床面積も現在の約1.5倍の広さとなるため、後に建設される立体駐車場を含めると、竣工までにおよそ6年5カ月の歳月を要することになる。湯田温泉病院 済生会湯田温泉病院は平成9(1997)年7月1日に済生会として全国で最初の国立病院移譲を受け、一般52床、療養病床45床でスタートした。初代院長には当時済生会山口総合病院の外科部長だった安武俊輔が就任した。 翌平成10(1998)年4月には一般52床、療養病床90床のケア・

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