2-支部-施設編
369/434

病院の増改築緩和ケア病棟の開設と病院機能の更なる充実〒799-1592今治市喜田村7丁目1番6号施設長/松野剛 職員数/643 病床数/191設置年月日/昭和14(1939)年1月16日診療科目/内、消内、循内、小、外、消外、整外、形外、脳外、心外、泌、皮、麻、放、リハ、病診愛媛県367今治病院 病院の狭隘化、設備の老朽化、そして耐震不適格問題等を解決するため、平成21(2009)年4月に着工したリニアック棟増築工事より段階的に建築工事を進め、平成23(2011)年3月に病院新棟(新館)、そして平成24(2012)年7月には新病棟増改築の全工程が完了。床面積は従来の1.5倍となり、十分なアメニティーを提供できる環境を整備した。また、地域がん診療連携拠点病院として、より正確にがんを診断し、先端のがん治療を行うためPET―CT検査装置を導入した。 地域がん診療連携拠点病院の機能強化のため、平成25(2013)年4月本館5階に緩和ケア病棟20床を開設し、191床に増床された。また、同年10月には電子カルテシステムを導入、続いて平成26(2014)年4月には内視鏡センターが設置された。さらに診療体制においても進展があり、呼吸器外科専門医が同年10月より常勤となった。 平成27(2015)年5月には、今治圏域で初となる病院併設型健診センターを開設した。これによって、より精度の高い健診を行うことができ、また健診受診者と患者を分けることで検査時間を短縮し、異常が発見された時には迅速に精密検査や治療を開始できる連携体制も整備された。 平成28(2016)年5月には、開園して40周年を迎えたなでしこ保育所を新築移転、同年8月には臨床研修病院として研修内容の充実および研修環境の整備を目的に、NPO法人卒後臨床研修評価機構による第三者評価を受審し、同年9月に4年の認定を受け、愛媛県内では3番目の認定病院となった。 平成29(2017)年2月には、導入から12年が経過した定位放射線治療装置サイバーナイフⅡを最新機種「サイバーナイフM6」へ更新。また、非常勤体制であったリウマチ内科が同年4月より常勤体

元のページ  ../index.html#369

このブックを見る