2-支部-施設編
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外来棟の増改築と診療体制の整備当施設の歩み〒799-1592今治市喜田村7丁目1番6号施設長/松井武志 職員数/95定員/入所100、通所70設置年月日/平成元(1989)年6月1日368制となり、外来診療に加えて入院治療も開始されたことで、より充実した診療体制となった。さらに同年8月にはICUからHCUへ病床を転換、10月には厚生労働省が進める医薬分業の方針に基づき、院外処方へ移行した。 外来診療機能の拡大に伴い、増築及び模様替え建築工事を行い、平成29(2017)年12月には外来新棟の2階に10床の外来化学療法室を拡張し、3階に栄養相談室を移設、小児言語療法室・診察室が新たに設置された。また、平成30(2018)年1月には内視鏡センターの改装、尿検査室の移設等、全工程が完了した。 病棟運営についても転換があり、急性期の治療後に病状が安定した患者に対して、在宅生活への復帰支援に向けた医療・看護を提供することを目的に、一般病棟37床(新館6階)を地域包括ケア病棟へ転換した。 さらに、令和2(2020)年4月には呼吸器内科専門医が常勤体制となり、地域がん診療連携拠点病院として呼吸器外科と併せて肺がん治療の強化を図ることができた。 令和3(2021)年1月には、愛媛県からの要請により新型コロナウイルス感染症重点医療機関に指定され、感染症患者の入院治療を開始した。今治介護老人保健施設希望の園 当施設は平成元(1989)年6月に開設し、愛媛県内で3番目の老人保健施設として今治病院の建物内に併設されていたが、平成22(2010)年12月、今治病院の西側に新築移転し現在に至っている。 これまでも介護老人保健施設としての役割を担うため、さまざまな取り組みを行ってきたが、平成30(2018)年度の介護保険制度改正を迎えるにあたり、今一度、介護を必要とする方が、リハビリテーショ

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