2-支部-施設編
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370 平成25(2013)年5月には回復期リハビリテーション病棟入院料Ⅱ、平成30(2018)年4月には回復期リハビリテーション病棟入院料Ⅲの施設基準に係る届け出を実施。脳卒中後のまひや後遺症、手術後の歩行困難、病気が治っても体力が低下した患者に対し、当院入院中に医師以下チーム医療のもとで集中的にリハビリを行うことで、早期の機能回復と在宅生活の実現を図るとともに、退院後も当院併設の各介護事業所を利用してもらいながら、在宅生活をバックアップしてきたところである。 介護事業関係については、平成25(2013)年7月に第12回全国済生会在宅サービス協議会を当地にて開催。また平成27(2015)年4月に老人介護支援センター「今治市在宅介護支援センターさいせい」を廃止し、同年6月には利用者減等により訪問入浴介護事業「済生会今治訪問介護事業所さいせい」も廃止した。その一方、平成30(2018)年4月には介護予防・日常生活支援総合事業(訪問型サービス)を開始したほか、令和3(2021)年4月には事業運営の地域的な効率化を図るべく、居宅介護支援事業「在宅介護支援センターさいせい」を希望の園へ移管した。 施設整備関係については、手狭となっていた外来入院患者用駐車場を確保するとともに、不足していた職員用駐車場を整備するため、平成25(2013)年3月に近隣地に駐車場用土地を購入した。また令和2(2020)年12月には築17年の病院建物の外壁改修工事を施工した。 医療検査機器設備及びシステムの更新整備については、平成23(2011)年4月に全自動臨床化学測定装置を導入。平成25(2013)年11月には検査オーダリングシステムを更新、平成26(2014)年7月には超音波診断装置を更新した。また令和2(2020)年9月にシャワー式介護入浴装置を導入し、令和3(2021)年3月にはCT装置を更新した。 また、院内IT化の一環として、平成30(2018)年1月には、電子カルテを導入したほか、その後も記録用として、訪問看護でのタブレットの活用や訪問リハビリへ音声入力システムを導入するなど、関連するデジタル化の推進を積極的に図ってきた。 なお、訪問看護ステーションについては、地域包括ケアの推進と共に在宅医療も急激に変化するなか、介護保険関係の訪問事業だけでな

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