2-支部-施設編
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地域医療への取り組み〒793-0027西条市朔日市269番地1施設長/岡田眞一 職員数/354 病床数/150設置年月日/昭和33(1958)年4月1日診療科目/外、内、循内、整外、脳外、眼、泌、皮、歯口腔外、放、神内、ペイン外、麻、リハ、病診、血液内、血管外愛媛県371く、難病・小児・終末期医療に関わる訪問も実施し、また24時間対応を行うなど地域在宅医療を支える中心的な役割を担っている。更には、社会的弱者救済の必要性から無料低額診療事業にも積極的に取り組むなど地域貢献にも努めているところである。西条病院 これまで当院は、二次医療圏(新居浜・西条地域)の公的中核病院として保健・医療・福祉に対する対策を総合的に継続展開してきた。医療の提供に関しては、平成23(2011)年11月に愛媛県がん診療連携推進病院の認定、その翌年には病理診断科を増科し、採取した組織病変の早期診断及び術中迅速組織検査が行えるようになったことから、病理組織検査を自院で完結可能となった。 平成27(2015)年2月には、済生会西条特別養護老人ホームを開設し、急性期医療を担う当院、病院と在宅の中間施設である老人保健施設いしづち苑、終ついの住み家である済生会西条特別養護老人ホームとをセンター化することで、この地域における保健・医療・福祉すべてを兼ね備えた施設となった。 平成27(2015)年4月に愛媛大学の麻酔科教授であった長櫓巧先生をセンター長に迎え、同年の5月からペインクリニック外科を増科し、痛みの緩和や精神面でのサポートを行い、またがん診療における外科的な治療だけではなく、緩和ケアの充実を図り、愛媛県がん診療連携推進病院としての重責を担っている。 さらに、同年11月に歯科・口こう腔くう外科を増科し歯科医療及び口腔内の外科的な治療の提供、平成30(2018)年9月からは歯科医師臨床研修施設の認定を受け、当院の立地する地域において治療および教育研修施設として拠点化を目指している。 以上のような取り組みの結果として、血管造影システム、デジタル

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