2-支部-施設編
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当院の歩み〒810-0001福岡市中央区天神1丁目3番46号施設長/松浦弘 職員数/1175 病床数/380設置年月日/大正8(1919)年3月15日診療科目/内、呼内、消内、循内、脳内、心療内、精、外、呼外、消外、血管外、心外、脳外、乳外、整外、形外、泌、婦、眼、耳、頭頸部外、皮、放、麻、病診、、総合診、救急福岡県381福岡総合病院 大正8(1919)年、福岡市中央区天神の現在地に当院の前身にあたる福岡診療所として開設され、生計困難な患者をはじめ離島診療、災害診療、健診事業などの諸事業にまい進してきた。令和元(2019)年、病院開設100周年を迎えたが、済生会創立の精神を引き継ぎながら福岡・糸島二次医療圏における急性期病院、基幹病院として地域医療に貢献している。当院におけるこの10年の歩みは以下のとおりである。 平成23(2011)年、心臓血管外科を開設した。紙カルテに代わり電子カルテシステムが稼働し、診療情報を電子データとして一元管理することで業務効率、診療の質向上につながった。同時期に再来受付機4台が稼働を開始し、外来患者の利便性が向上した。 平成24(2012)年に総合診療部を開設、翌年総合診療外来を設置し、初診患者や受診科を特定できない患者などの受け入れを開始した。病院の事業計画策定においてBSC(バランススコアカード)を導入した。職員参加型で経営計画を策定し、具体的な目標値と達成するためのアクションプランを可視化した。翌年8月には院長直轄部署として経営分析室を立ち上げた。医療を取り巻く環境の変化を捉え、現状分析、改善への提案など、課題や戦略を生み出している。病院運営において経営基盤を確立する大きな転換点となった。 平成25(2013)年、心臓血管・大動脈センターを開設し、循環器内科・心臓血管外科・血管外科・放射線科が診療科の垣根をこえたチーム医療を実現。さらに救命救急センターとも密に連携し、365日24時間体制で循環器病救急に取り組む体制が確立した。 平成28(2016)年、ベッドコントロールセンターを開設した。当院では特定入院料病床75床(ECU46床、ICU4床、HCU16床、SCU9床)を含む380床の病床編成となっており、病床の有効活用を目的とした新たなベッド管理体制での運用が開始された。同年、日

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