2-支部-施設編
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当院の歩み〒805-0050北九州市八幡東区春の町5丁目9番27号施設長/北村昌之 職員数/515 病床数/399設置年月日/昭和2(1927)年4月29日診療科目/循内、腎内、外、整外、脳外、小、皮、泌、放、総合診療、老年内、眼、耳、リハ、病診、歯、麻、腎外、血管外、腎臓移植外384えてきたように、これからもコロナとの闘いという未曽有のピンチにもワンチームで立ち向かい、病院機能の強化につなげるチャンスに変えていきたいと思う。八幡総合病院訪問看護ステーションひまわり〒805-0050北九州市八幡東区春の町2丁目3番27号施設長/北村昌之 職員数/5設置年月日/平成17(2005)年4月1日 八幡医療福祉センターは、昭和2(1927)年開院の八幡総合病院と、平成8(1996)年設置の介護老人保健施設済生会くれたけ荘、平成17(2005)年開設の訪問看護ステーションひまわりからなっている。 病院のこの10年を振り返る。その少し前の平成21(2009)年3月31日、22年間院長を務め、当院の最大の強みである腎センターの設立からここまで育ててきた、病気療養中の合屋忠信名誉院長が退任された。翌日、その後任として松股孝前院長が就任した。翌22(2010)年7月新たに立ち上げた救急医療センターの長に、浦添総合病院長の井上徹英氏を迎えた。翌23(2011)年3月11日、1万8,000人以上の死者・行方不明者を出した東日本大震災が発生した。その年の3月31日には、松股前院長と九州大学の内科医局との行き違いで、当院の最重要診療部門である腎センターの大学派遣医師4人全員が辞職し、隣の病院に移動した。その年の8月には20億円以上かけて改修した救急医療センターが名実ともに完成した。救急医、看護師、医療技術部、事務部等で大量の職員を採用するも、わずか2年半でセンターは閉鎖となった。センター完成直後より、病院移転問題が浮上し、候補地をめぐって地元医師会、地域住民、行政、政治家までも巻き込み大議論が起こったが、何とか決着した。しかし、平成

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