2-支部-施設編
388/434

当施設の歩み〒805-0025北九州市八幡東区中尾1丁目22番18号施設長/小柳信洋 職員数/92定員/入所100(うち認知症専門棟20、 短期入所空床利用型)、通所リハ30設置年月日/平成8(1996)年8月1日386年度には病院本体工事に着手し、令和6(2024)年度完成予定で順調に進んでいる。創立100周年を新天地で迎えることができそうである。介護老人保健施設済生会くれたけ荘 くれたけ荘は済生会八幡総合病院から東南東に2.5km離れた八幡東区中尾に平成8(1996)年8月に設置された。設置当時、北九州市の高齢化率は16.3%であったが、八幡東区は平成8(1996)年21.6%、平成23(2011)年30.7%、令和3(2021)年3月は36.2%と特に少子高齢化が進む地域に立地している。 平成23(2011)年4月以降施設長は、同年4月和田寛也医師、平成25(2013)年5月安田光則医師、平成28(2016)年6月より現在まで小柳信洋医師が就任中。 入所者の在宅復帰も進まず特養化が進んだ時期もあったが、平成29(2017)年の制度改正で介護保険施設の役割が在宅復帰・在宅療養支援であることがより明確にされたことをきっかけに、在宅復帰・在宅療養支援施設とした「超強化型」を目標とした運営を示した。 業務改善への取り組みの一つとして「多職種協働」「介護の標準化」を促進するために平成30(2018)年に全老健版ケアマネジメント方式R4(アールフォー)システムを採用することとし、併せて施設内どこからでも利用者情報を取得することが可能な記録システムを導入し、デジタル化の促進も図った。職員の努力により同6月からR4システム・記録システムを本格稼働、以降同年10月から「加算型」、令和元(2019)年10月「強化型」、令和3(2021)年4月「超強化型」へと上位項目へ移行することができた。セラピストを増員し「短期集中リハ加算」を取得、平成29(2017)年8月からのISO9001での取り組みや人事評価を利用し「介護職員処遇改善加算」「介護職

元のページ  ../index.html#388

このブックを見る