2-支部-施設編
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高度医療機器の導入新型コロナウイルス感染症の対応当施設の歩み398 CT装置は平成24(2012)年10月に320列への更新を行い、平成29(2017)年6月にANNEX棟に80列の追加整備を行った。MRI装置は平成28(2016)年3月に3.0テスラの新規導入と平成30(2018)年10月に1.5テスラの更新を行った。また脳外科用X線アンギオグラフィーシステムを平成29(2017)年2月に整備、心臓用を令和2(2020)年2月に整備を行った。電子カルテシステムおよび部門システムにおいては平成19(2007)年に導入しており、1回目の更新を平成25(2013)年に、2回目の更新を令和元(2019)年に行った。 令和元(2019)年12月以降、発生した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は短期間に全世界に広がりをみせた。日本においても令和2(2020)年に入り確認され始め、瞬く間に全国に拡大した。唐津病院は令和2(2020)年「帰国者・接触者外来設置」「診療・検査医療機関」「特定二次救急医療機関」「協力医療機関」、令和3(2021)年「重点医療機関」の指定を受け、感染症疑い及び陽性患者の受け入れを行った。訪問看護ステーションなでしこ唐津〒847-0853唐津市江川町694番地1  施設長/秋庭美幸 職員数/9設置年月日/平成5(1993)年6月1日 平成5(1993)年、病院の訪問看護としてスタートし、県内では2番目となる訪問看護ステーションを開設した。当時は、老人医療受給者のみを対象としていた。その後、平成9(1997)年より24時間体制加算をとり、平成16(2004)年からは小児の受け入れも開始。現在では、難病や在宅看み取とりなど医療保険・介護保険の両方に幅広く対応している。また、平成30(2018)年度から小児在宅支援への一つとして、小児慢性特定疾病児童等レスパイト事業の委託契約を県と結んだ。 これからも地域包括ケアシステムの構築、他医療機関や多職種との連携を良好に保ちながら質の高い看護の提供を行っていく。

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