2-支部-施設編
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当施設の歩み〒847-0853唐津市江川町694番地1施設長/園田孝志 職員数/82定員/入所80、通所42設置年月日/昭和63(1988)年10月7日佐賀県399介護老人保健施設まつら荘 昭和63(1988)年10月に開設した当まつら荘は、二十数年を経過した頃から施設の老朽化が著しくなり、唐津医療福祉センター創立80周年事業の一環として平成24(2012)年より施設整備の検討を始めたが、現地での建て替えではスペース的に無理があり、隣接する唐津病院の駐車場に新築移転することとなった。 平成26(2014)年9月1日に工事に着手し、平成27(2015)年9月15日建物の引き渡しを受けた。鉄筋コンクリート造り6階建て、延べ床面積5,865.5㎡、総事業費は16億1,100万円であった。移転新築に当たり、町内の方々と数回にわたり話し合いを行い、そのご意見を参考に、ユネスコ無形文化遺産に登録されている唐津くんちの曳ひき山やまが通る街並みの景観に合った建物となった。 同年10月15日、本部松原理事はじめ各方面からご臨席いただき、落成式典を行った。同月21日、利用者の移動を行い、入所ユニット型施設60床、入所従来型施設20床、通所リハビリテーション定員35人の他、済生会唐津医療福祉センター研修ホール、院内保育所も併設して事業を再開した。 建物の1階には訪問看護ステーション・訪問介護事業所・居宅介護支援事業所・在宅介護支援センターの事務所もあり、地域の方々の在宅生活を支援する拠点となっている。 一方、運営面では、平成24(2012)年の介護報酬改定で、老人保健施設本来の目的である在宅復帰・在宅支援機能強化の方針が強く打ち出された。当まつら荘は改定の方針に沿うよう検討を重ね、在宅復帰・在宅支援に努めた。平成30(2018)年5月には、在宅復帰・在宅支援の超強化型介護老人保健施設に指定され、地域の方々の在宅生活を支援している。また、通所リハビリテーションは利用希望者が増加し、平成28(2016)年3月に定員を42人とした。

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