2-支部-施設編
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当施設の歩み〒847-0017唐津市東唐津4丁目7番26号施設長/吉田英康 職員数/94定員/特養入所120(うち短期10)、ケアハウス30設置年月日/昭和49(1974)年6月1日佐賀県401特別養護老人ホームめずら荘 佐賀県済生会(以下本会という)創立80周年記念事業の一環として、平成24(2012)年3月めずら荘のリノベーションに着手。特養・ショートステイ・ケアハウスを合築して平成25(2013)年4月現在地に新築移転した。 特別養護老人ホームめずら荘は、昭和49(1974)年開設後38年を経過し、建物老朽化と非耐震構造、多床室による集団ケアという旧体質の改善が急務であった。完成後は長期108人、短期10人(7人増)となり、全個室ユニットの個別ケアにより利用者のプライバシー確保が実現。看み取とり介護やインフルエンザ、新型コロナ等の感染症防止にも、たいへん大きな効果が得られた。 軽費老人ホームB型寿楽荘は、昭和49(1974)年唐津市が開設し、平成2(1990)年より本会が運営を受託。建物老朽化が進み、建て替え後は法律上ケアハウス(定員30人)に転換する必要があったが、市は経営及び建築費用の面から本会に経営移譲と建物を無償譲渡して、建て替えを委ねたものである。 本建物はRC造り6階建て(8724.86㎡)の複合施設である。外観は唐津湾や唐津城、虹の松原、松浦川という唐津名所の景観と、隣接するリゾートホテルの質感にマッチした仕様となり、この環境下での家族来荘は年間延べ2.5万人(平成30<2018>年)に達している。敷地(9784.65㎡)は元来旧国鉄職員宿舎地であったが、同組織解体後に唐津市土地開発公社に売却され、長年遊休地であったのを地元の意向を踏まえ平成18(2006)年本会が購入したものである。 平成27(2015)年3月佐賀県施策のショートステイ定床化と同4月に短期2人を増床し、定員は長期110人、短期10人となった。 平成28(2016)年4月の「熊本地震」では、全国済生会で初出動となるDCAT(災害派遣福祉チーム)として介護福祉士2人(3日間2回)

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