2-支部-施設編
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これからの10年に向けて必要なこと地域環境沿革・事業展開〒852-8122長崎市西山台2丁目32番47号施設長/久野博 職員数/6設置年月日/昭和39(1964)年7月1日長崎県405年7月13日)◦ 全国済生会病院長会定期総会開催(令和3<2021>年5月21日)◦ クラウドファンディングを活用した救急車の購入(令和3<2021> 年11月16日/目標達成) 人口動態は、病院経営に大きな影響をもたらすものであり、コロナ禍で大きく遅れた地域医療構想の議論を再開する時期に来ている。当院においても、近未来における病院の機能と規模を真しん摯しに考え、県内唯一の医師派遣元である長崎大学病院をはじめ、行政や近隣の主要な医療機関とともに当医療圏における適切な未来像を描かなければならない。長崎福祉センター 長崎県は全国に比べ早く高齢化が進んでおり、令和3(2021)年1月現在の総人口に占める65歳以上の高齢者の割合は32.75%と高く、全国平均の28.24%を上回っている。また、全国の中で11番目と高く、令和7(2025)年には高齢者人口が約44万人、高齢化率では35.2%(全国30.0%)に、令和22(2040)年には42万人と若干減少するものの、高齢化率では39.6%(全国35.1%)に達すると推測されている。 済生会長崎福祉センターは、昭和39(1964)年7月1日(長崎市新地町)に「特別養護老人ホームなでしこ荘」として設立。同年7月1日付で入所定員50床にて認可を受け開設。長崎県で初(全国では4番目)の、済生会の中でも最初の特養である。令和3(2021)年度は創立57周年を迎える。昭和58(1983)年8月、済生会長崎病院と共に長崎市片淵(旧日赤長崎原爆病院の建物を使用)へ移転。入所定員も5床増床され55床となり、職員も増員され、常に満床状態で入所者の介護に専念。昭和61(1986)年1月、短期入所事業所を10床で開設。その後、平成8(1996)年10月、ホームヘルパー

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