2-支部-施設編
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支部の歩み408熊本県済生会〒861-4193熊本市南区近見5丁目3番1号済生会熊本病院内 支部熊本県済生会は、昭和6(1931)年に設立され、昭和10(1935)年に熊本病院開設、平成15(2003)年にみすみ病院開設、平成16(2004)年に知的障がい者福祉サービス等9事業を有する熊本福祉センターを開所している。 平成23(2011)年6月、現在の近見町に移転する前の段山時代に、三浦義一前院長と苦楽をともにされた宮川全孝支部会長が逝去された。その後、須古博信支部会長(前支部業務担当理事)、平成29(2017)年4月には副島秀久支部長(前熊本病院院長)に引き継がれ今日に至っている。 老人福祉事業への展開を計画していた支部熊本県済生会は、平成25(2013)年並びに平成27(2015)年に熊本市へ特別養護老人ホームの応募申請、平成25(2013)年には宇城市へ養護老人ホームの応募申請を行ったが、残念ながら採択されなかった。また、平成30(2018)年に南区にある地域中核病院の譲受検討を行っていたが熊本県、医師会等関係機関との調整がつかず開設に至らなかった。 支部事務局は、支部業務煩雑化及び増加のため、平成23(2011)年2月より専任職員1人を配置し、各施設の支援体制を強化することとした。 熊本病院からの委託業務を中心に事業を拡大した(有)撫子会は、監査法人による訪問調査において熊本病院との関係を指摘され解散することとなり、平成26(2014)年4月に事業および職員を支部事務局へ移管することとなった。熊本病院事務組織再編に伴う業務効率化のため、令和2(2020)年10月、各施設の売店や食堂・レストラン、駐車場管理など収益事業を各施設へ業務移管することとなった。過疎化・高齢化地域へのローソン移動販売や熊本病院校区のこども食堂への調理に参加するなど、地域に根付いた活動を行っている。 熊本病院とみすみ病院、熊本福祉センターが連携を取りながら、経営の安定はもちろんのこと更なる地域貢献を目指し、新たな事業展開熊 本 県

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