2-支部-施設編
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当施設の歩み〒877-0021大分市府内町1丁目6番11号小財ビル2階施設長/甲斐祐治 職員数/7設置年月日/平成22(2010)年6月1日416発電装置を増設、同年3月には DMATカー(高規格救急車)の整備を行い、平成31(2019)年3月にはBCP(事業継続計画)を策定した。さらに、新型コロナウイルス感染症への対応では、令和3(2021)年4~5月時においては、重点医療機関として51床の感染症病床を確保し、最大44人の感染症患者の受け入れを行うなど、行政機関等の要請に最大限の対応を行った。 一方、経営面においては、医師確保等が計画どおりに進まず、平成23(2011)年度以降赤字決算が継続したため、本部施設運営委員会から平成28(2016)年7月にモニタリング(経営改善の進捗に係る月次報告を行う)施設に、平成29(2017)年7月から令和元(2019)年7月までは経営改善指導施設に指定された。令和2(2020)年7月には、経営改善の取り組みで収支の改善傾向がみられることにより、モニタリング施設に改めて指定され今日に至っている。この間、複数のコンサルティング会社の支援を受け、経営改善に向けたさまざまな取り組みを進めた。平成31(2019)年1月には、基幹病院としての位置づけ及び地域医療構想との整合性を確保の上、経営改善に資するとの判断から病床数の削減を行い204床を199床とした。また、理念を体現する人材の育成と事業計画にリンクさせた新たな人事考課制度の構築を図り、全職員が一丸となり経営改善を推し進めていく仕組みを整備した。大分県地域生活定着支援センター 当センターでは、矯正施設等退所者に対する支援の他、令和3(2021)年4月には被疑者・被告人に対する支援業務が一部正式に委託された。これまで、対象者の意思・主体性を尊重し、常に誠実に真しん摯しに向き合うことを基本に支援を続け、大分大学学園祭での模擬店の運営、花見会の開催、あるいは、当センターにて書籍の貸し出しの実

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