2-支部-施設編
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当施設の歩み420経営コンサルタントを導入、本部の経営指導を仰ぎながら、平成21(2009)年1月に就任した横田晃院長の元で同年9月に日本医療機能評価機構の認定を受け、3月には閉鎖中の病棟を回復期リハ病棟として再開。一般病棟107床(うち感染症4床)、回復期リハ病棟47床、療養病棟50床、計204床が全稼働することとなった。 平成25(2013)年6月、泌尿器科を設置。平成25(2013)年度よりかねての課題であった外来棟の新設を、県の医療施設耐震化促進事業費補助金の承認を受け開始した。平成26(2014)年に第1期工事を終え、平成27(2015)年7月に竣工を迎えた。また、それに合わせ、電子カルテの導入、各部門のシステム化を図り診療の充実を図った。令和4(2022)年には、システムの更新を迎えるため、それを契機にIT化への足がかりとしたい。平成27(2015)年には、形成外科を設置した。 平成28(2016)年1月より就任した林克裕院長により、同年7月訪問看護ステーションなでしこ日向の開設、平成29(2017)年10月居宅介護支援事業所を開設した。平成28(2016)年11月には病床数204床から199床へ変更し、在宅療養支援加算の取得を行い収益の改善に努めた。しかしながら、令和2(2020)年には、それまで収益の柱であった脳神経外科が閉科となり、経営指導施設として今日を迎えている。 令和2(2020)年からは新型コロナウイルス感染症に対し、二次医療圏唯一の感染症指定医療機関として積極的に入院の受け入れを行った。本来、療養病棟として使用していた50床の病棟を新型コロナウイルス感染症専用病棟として運用し、現在は一般病床98床、回復期リハビリテーション病床42床、地域包括ケア病床運用開始26床、感染症病床4床の170床で運営している。今後は、アフターコロナを見据え、経営改善と共に地域のニーズに応えながら地域の基幹病院としての要請に応えるべく充実を図っていく。訪問看護ステーションなでしこ日向〒889-0692門川町南町4丁目128番地日向病院内施設長/林克裕 職員数/14 設置年月日/平成28(2016)年7月1日 平成28(2016)年7月1日、日向病院施設内に「訪問看護ステー

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