2-支部-施設編
424/434

支部の歩み422鹿児島県済生会〒890-0031鹿児島市武岡5丁目51番10号鹿児島地域福祉センター内支部長/吉田紀子 職員数/2 鹿児島県済生会は、昭和6(1931)年7月に鹿児島県庁内に事務局が設置され、昭和26(1951)年1月に鹿児島病院内に移転、その後、鹿児島地域福祉センター内、鹿児島病院内と移転しながら支部業務を担ってきたが、上田博章支部長の後任として平成27(2015)年4月1日付で吉田紀子支部長が就任するとともに、同年6月1日付にて再び鹿児島地域福祉センター内へ事務局を移転し、現在に至っている。 当支部は、鹿児島病院、川内病院の2病院と、特別養護老人ホーム高喜苑を中心とした複数の福祉施設・介護事業所群を内設する鹿児島地域福祉センターを運営している。 直近10年間の変化は、川内病院では平成28(2016)年2月原子力災害対策屋内退避施設を開設、令和2(2020)年3月原子力災害拠点病院に指定されたほか、病児保育事業「なでしこ保育園」を平成30(2018)年4月に開設する等地域に大きく貢献している。鹿児島病院は地域医療構想上、回復期機能や在宅医療機能強化のため、在宅医療支援に加え平成29(2017)年7月に地域包括ケア病床を設置した。地域福祉センターでは高齢者の入所需要増により、サービス付き高齢者向け住宅「済生会なでしこの杜」を平成26(2014)年11月に開設した。 また、鹿児島病院と鹿児島地域福祉センターが機能的一体化を図り、済生会鹿児島地域包括ケアセンターを平成30(2018)年4月に設立し、鹿児島市地域における保健・医療・介護・福祉の切れ目のない包括的なケアの提供と、ソーシャルインクルージョンの地域づくりに貢献するため、孤独死・看み取とり難民予防のプロジェクトなど、済生会の使命を果たすべく、地域社会の課題解決に率先して取り組んでいる。鹿 児 島 県

元のページ  ../index.html#424

このブックを見る