2-支部-施設編
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病院機能の充実・強化〒892-0834鹿児島市南林寺町1番11号施設長/久保園高明 職員数/119 病床数/70設置年月日/昭和5(1930)年12月1日診療科目/内、消内、循内、腎内、透析内、呼内、放鹿児島県423鹿児島病院 当院は、昭和5(1930)年12月1日現在地に開設以来、地域医療を担って診療活動を続けているが、平成16(2004)年2月に増築・旧館改修工事終了以降、大きな施設整備は行っていない。  この10年を振り返ると、平成24(2012)年8月に、人工透析療法を行っていることを明確にするため、診療科目のうち泌尿器科を腎臓内科・透析内科に変更するとともに、従来の診療科目を内科・消化器内科・循環器内科・呼吸器内科・放射線科に整理した。 また、同年12月に南九州初の本格的なトラベルクリニックとして「渡航前外来」を開設して以来、海外渡航される方を対象に予防医療やアドバイスを行うとともに、トラベラーズワクチンの接種を行っている。なお、令和2(2020)年3月からは、福岡検疫所鹿児島検疫所支所に協力して黄熱予防接種巡回診療も行っている。 平成27(2015)年9月に、中矢晴雄前院長の退職に伴い久保園高明院長が就任し、翌年4月にリハビリ需要の高まりを受けてリハビリテーションを再開、同年7月には、診療情報電子化システムを導入、本格稼働した。 在宅医療の面では、平成28(2016)年4月に、高齢化の進行と介護需要の増大への対応、地域包括ケアシステムの構築等を目的に、訪問診療の検討を始め、同年8月に在宅療養支援病院として訪問診療を開始した。さらに、翌年9月に、時間外・休日往診及び緊急往診、在宅での看取り件数等の施設基準の実績を満たし、機能強化型の在宅療養支援病院になった。 平成29(2017)年は、3月に地域包括ケアシステムにおける自院の位置付けや回復期機能の強化を図ることを目的とした地域包括ケア病床開設に向け、病床数について一般病棟を30床から40床に、療養病棟を40床から30床に変更し、同年7月、一般病棟40床のう

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