2-支部-施設編
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移転後の状況当施設の歩み在宅事業〒990-0011山形市大字妙見寺4番地施設長/阿部久 職員数/100定員/90、短期10設置年月日/昭和55(1980)年4月1日山形県41リ事業を開設し、在宅支援の強化に取り組んでいる。 新築移転後は、「切れ目のない医療・介護サービスの提供」「地域包括ケアシステムの中核的役割を果たす」を新たなビジョンとして掲げ、併設病院である山形済生病院との連携強化、老健施設の使命である在宅復帰・在宅支援機能の強化に取り組んできた。移転前・平成29(2017)年度と令和2(2020)年度を比較すると、併設病院からの入所者数及び在宅復帰率は増加(併設病院からの紹介:150%増、在宅復帰率:136%増)しており、「病院(急性期⇒回復期・地域包括ケア)⇒老健⇒在宅」という急性期医療から在宅復帰の一連のシステムが確立されつつある。今後も関係機関との連携強化、在宅復帰・在宅支援機能のより一層の強化を図り、地域包括ケアシステムの中核的役割を果たしていきたい。特別養護老人ホーム愛日荘 当施設は、平成23(2011)年の社会福祉法人等の利用者負担額軽減制度改定を踏まえ、平成24(2012)年2月の山形県済生会支部理事会において一部ユニット型個室転換が議決承認、同年4月より全室ユニット個室施設として入居者の生活環境と介護の標準化を実践している。平成31(2019)年4月からは山形市第7期介護保険事業計画に基づき、同年2月の山形県済生会支部理事会での短期入所生活介護事業10床特養転換への議決承認を経て、特養90床短期10床の運用を開始している。 平成4(1992)年度より運営していた通所介護事業所は、送迎や移動時間が長く重度化対応の設備整備が困難であることから、平成31(2019)年2月の山形県済生会支部理事会の議決承認を経て同年3月31日付で事業を廃止、介護予防・日常生活支援総合事業(山形市委託事業)と併せて小白川ケアセンターへ移転し山形県済生会全体

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