2-支部-施設編
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当施設の歩み災害支援〒990-2474山形市大字沼木1133番地1施設長/月澤浩一 職員数/75    定員/特養100(全室個室)、短期空床型設置年月日/平成23(2011)年4月11日46課題であった。令和3(2021)年、介護サービス基盤整備事業費補助金を活用し、2階建ての安全避難棟の増築(自家発電工事含む)及び既存棟の改修工事を施工中である。1階はニュークックチルを備えた新厨ちゅうぼう房、2階は、入所者100人余の避難場所とし、平時においては、質の高い職員を育成するための研修施設として活用する他、令和4(2022)年より介護福祉士実務者研修を行う予定である。新棟の完成及び建物の引き渡しは同年3月12日の予定である。特別養護老人ホーム山静寿 当施設は、平成23(2011)年4月に山形県済生会四つ目の特別養護老人ホームとして開所した。国が示すユニットケアの基本方針にのっとり、「『入居者一人ひとりの生活習慣や好みを尊重し、今までの暮らしが継続できるように支援すること』そして『もうひとつのわが家』を目指す」ことを施設理念に掲げ活動を進めてきた。平成28(2016)年10月、開所から5年が経過したことを機に山形県福祉サービス第三者評価を初めて受審した。令和元(2019)年には、更なるサービス向上を目指し、2回目となる第三者評価を受審している。また、令和元年から市社協を中心に地域の福祉施設が連携し合い、地区町内会とパートナー関係を構築し、地域における課題の抽出と解決を目指す新たな取り組みが開始された。 平成24(2012)年8月に、山形市と災害時における福祉避難所の指定等に関する協定書を締結し、福祉避難所としての体制を確立した。平成26(2014)年及び令和2(2020)年の豪雨災害では、近隣の特養から入居者50人の避難を受け入れている。また、平成28(2016)年9月には、台風10号による被害を受けた特養「百楽苑(岩手県済生会)」へ4人の職員を派遣し、令和元(2019)年には福島県被災地介護施設再開等支援事業に対し特養「梅の香(南相馬市)」へ職員

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