2-支部-施設編
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併設事業災害62修の充実やアンケート結果などに基づく処遇改善を積極的に行い、個別ケアの進展を図った。また、主たる協力病院である済生会福島総合病院の他、精神科・歯科・皮膚科の協力病院との連携により利用者のニーズに沿った医療の提供に努めた。 働きやすい職場づくりとして、働き方改革の実施をはじめ、子育て支援、メンタルヘルスなどの充実を図り、職員の定着を図った。また、人権尊重、コンプライアンス遵守に関する職員教育を強化し、真の済生会人としての育成を図った。 併設して行っているショートステイ・デイサービス・居宅介護支援事業については、利用が伸び悩む状況ではあったが、これまでに培ったケアのノウハウや地域との信頼関係を大切にしながら、ニーズに沿ったサービスの提供に努めると共に地域包括ケアの構築に寄与した。 災害が多く発生したここ10年であったが、平成28(2016)年8月の岩泉水害においては、4人の介護職員が済生会DCAT活動に出動した。 災害発生に対する対策として、地震に加え水害についての対応マニュアルを作成し、周知を図った。しかし、訓練の実施やBCPの整備など、今後の課題を抱えている。 

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