2-支部-施設編
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震災からの復興病床再編及び組織改革の推進〒311-4198水戸市双葉台3丁目3番10号施設長/生澤義輔 職員数/970 病床数/472設置年月日/昭和18(1943)年6月30日診療科目/内、神内、呼内、消内、循内、血内、腎内、代謝内、内分泌、緩和、小、外、消外、乳腺外、整、形、美外、脳外、呼外、心外、皮、泌、産婦、眼、耳、麻、ペイン、リハ、放、歯、口腔、救急、病理65水戸済生会総合病院 平成23(2011)年3月11日の東日本大震災により、当院も甚大な被害を受けた。建物・設備等の損害へ対応しつつ、職員一丸となって医療機能の維持に努め、地域の患者受け入れだけでなく、東北地方への救護班派遣等の災害支援を行った。 災害からの復旧を行う一方、病院運営の効率化も推し進め、同年4月から新たな標榜科として9科追加し、現在の33標榜科へ変更した。同年6月20日には、休床していた南館4階病棟25床を開棟し、稼働病床467床へ変更した。 平成24(2012)年は救急医療体制の充実を図るため、3テスラMRIの購入更新等、医療の質の確保を進めた。また、非常時電源の整備等、災害対策体制も整えていった。これらの取り組みが評価され、平成25(2013)年11月、地域災害拠点病院として指定を受けた。 平成27(2015)年からは、より大きく体制の改善に向けてかじを切り始めた。同年4月1日から、人工透析センターを血液浄化センターに名称変更。12月1日には、病棟の効率的な運用のため病棟再編を行い、本館3階病棟を休棟し、許可病床数を500床から472床へ、稼働病床数を467床から422床へ変更した。 平成28(2016)年4月には救命救急センター内に血管造影が可能なハイブリッド手術室を整備。同年6月、地域での回復期病床不足への対応のため、地域包括ケア病棟として新館3階病棟30床の稼働を開始した。その他、平成28(2016)年度は、高齢者医療需要への対応として総合内科を設置。消化器関連部門の一体的運用のため、南館1階から3階を消化器センターとした。循環器内科、心臓血管外科においても、連携を進めるため、循環器センターを立ち上げた。診療部門以外では、研修医確保に向け、臨床研修センターを設置した。同年11月には、患者支援強化のため、入退院支援センターを設置した。

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