2-支部-施設編
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当施設の歩み〒321-0974宇都宮市竹林町958番地 施設長/高橋里栄子 職員数/14設置年月日/平成9(1997)年6月1日 栃木県79センターは、看護師が時間をかけて、入院目的に沿った説明を行うことで高い患者満足を得ている。事前確認が十分にできることから医療安全や退院調整もスムーズに行えるようになった。口腔ケアの実施では、術後の合併症を予防することに効果が確認できている。これらは、在院日数の短縮や病床利用といった経営改善にも効果がある。更には導入後の平成30(2018)年度診療報酬改定において、この領域がより評価され、病院としてはこれに先駆けて事業を展開することができた。 当院は令和4(2022)年に創立80年となった。今後も、地域のニーズを的確に把握し、国の医療制度改革の方向性と併せて、当院が地域中核病院としての役割を果たせるよう努力していく。訪問看護ステーションほっと 当ステーションは、平成24(2012)年に宇都宮病院内から事務所を移転するとともに、看護師を増員し体制を強化した。がんの終末期や難病等、医療依存度の高い利用者が多いことから、平成27(2015)年に機能強化型訪問看護療養費2を、平成29(2017)年には同1の算定を開始するとともに、訪問看護認定看護師の活動を開始し、令和3(2021)年からは特定行為修了看護師による特定行為も開始した。 現在、平成23(2011)年に加わった理学療法士を含め、14人体制で活動しており、併設の居宅介護支援事業とともに、今後も、社会の変化に対応し、地域の多様なニーズに応えられるよう体制を整え、サービスを提供していく。

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