2-支部-施設編
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当施設の歩み〒321-2116宇都宮市徳次郎町2479番地1施設長/神村恭弘  職員数/90 定員/108(うち短期入所8)設置年月日/昭和42(1967)年7月1日栃木県83ナーなど、子どもから高齢者まで楽しめるものとなっている。コロナ禍においても花火大会の実施、リモート面会、ブース面会等、入所者やご家族、地域の方々の満足度向上に知恵を絞るとともに、令和3(2021)年には宇都宮市の防災協力事業所として登録し、地域との連携強化に努めている。特別養護老人ホームとちの木荘 当施設は、昭和42(1967)年に県域初の特別養護老人ホームとして宇都宮病院内に定員50人で開設された。その後、昭和59(1984)年に現在地の徳次郎町に移転した。 平成22(2010)年には、施設の老朽化と多様なニーズに応えるため、同一敷地内での建て替えに着手した。平成23(2011)年3月に起きた東日本大震災の影響で、計画に若干の遅れがでたものの、平成25(2013)年1月に竣工し、2月から運営を開始している。 新施設は、「家で過ごすように」をコンセプトに定員108人を12のユニットに分け、それぞれのユニットが、独立した住まいとして玄関・居間・台所・浴室等の家庭的機能を備えた構造となっている。 また、地域交流室やカフェを設け、開かれた施設として地域ボランティア等の利用も可能としており、より一層地域に密着した運営を目指している。 平成23(2011)年の東京電力福島第1原発事故の際は、福島県広野町の施設から4人の受け入れを行った。 平成29(2017)年には、創立50周年を迎え、高齢者ケアセンターの開設15周年と併せて記念式典を開催し、これまで運営を支えてくれた地域の関係者やボランティアへ感謝状を贈呈した。 平成31(2019)年には、訪問看護ステーションほっとのサテライトを施設内に設置し、拠点機能の充実を図った。

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