2-支部-施設編
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当施設の歩み〒332-0021川口市西川口6丁目4番14号西館2階施設長/福田亜希 職員数/12設置年月日/平成22(2010)年4月1日埼玉県93支援A型も開始した。当初は知的障害者のみを対象とし障害特性に合わせて生活リズムの調整、手芸などの軽作業、クリーニング作業補助などの訓練を実施した。クリーニングは川口総合病院、鴻巣病院を主要取引先として開始し、現在では7病院との取引に拡大している。 平成24(2012)年には就労継続支援B型の「ワークステーションのぞみ」を開設。クリーニング作業の他、ペットボトルのリサイクル業務、川口総合病院の院外清掃、リネン回収業務などの訓練を行っている。 「みのり」「のぞみ」の利用者の増加に合わせて多様な相談ニーズに対応するべく、平成26(2014)年には相談支援事業所の「サポートステーションひなぎく」を開設。川口市からは川口市障害者相談支援センターとして業務を受託している。これにより知的障害だけでなく、身体障害者や精神障害者も積極的に受け入れていくようになった。 平成27(2015)年の障害福祉サービスの制度改定に合わせて、より実践的に一般企業への就職を目指した訓練を行う就労移行支援事業の「ワークステーション西川口」を開設。現在までに41人を一般企業に送り出している。 令和2(2020)年になると、川口市内で相談支援事業所が配置されていなかった地区をカバーするため、相談支援事業所「サポートステーションほっと」を開設。また地域活動支援センターを併設して、より地域と密着した支援を実践しており、令和3(2021)年には、なでしこプランとして子供食堂の運営を開始した。 多種の施設を追加設置しつつ障害者の増加と多様なニーズに対応し、支援範囲の拡大を行った10年間であった。ケアステーションなでしこ ケアステーションなでしこは平成22(2010)年に開所してから訪

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