2-支部-施設編
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当施設の歩み〒332-0021川口市西川口6丁目4番14号西館2階施設長/宮澤有希子 職員数/11設置年月日/平成10(1998)年4月1日94問介護を中心に事業を行ってきた。二十数人の利用から始まり、現在は60人を超えるようになった。障害福祉サービスの割合が8割を占める。多くの利用者が長く利用してくださるが、利用者の年齢層が若いという点の他、当事業所に信頼を持っていただけていると自負をしている。この信頼は、SDGsがうたわれる以前から、利用者の自立支援や理解などを目標として業務を行ってきた積み重ねで得たものと考えている。今後も、利用者を取り巻く環境が、より地域や人に密接して誰もが過ごしやすい社会になるよう、さらに研さんし、済生会の一員として尽力をしていきたいと思う。訪問看護ステーションきゅうぽら 平成27(2015)年に病院西館に移動。病院の入退院支援室等と連携し、スムーズな在宅移行を目的とした後方支援としての役割を担っている。西館では、ケアステーションなでしこと同敷地内となり、勉強会や情報共有などが有効に行えるなど、医療・介護の連携がスムーズになった。 訪問看護を利用する利用者層も時代とともに変化してきた。10年前は高齢者やターミナルケアを必要とする利用者が中心だったが、現在は0~101歳に対応しており、平均年齢が63.7歳。小児の利用者人数が28人になっている。小児に関しては、母体病院の依頼はもちろん、都内大学病院や県内小児医療センターなどの連携ができ、医療依存度の高い利用者が増加している。

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