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特定非営利活動法人
Learning for All

①元気づけたいあの人へ、おすすめの作品

『おこだでませんように』

くすのきしげのり(著)/石井聖岳(絵) 小学館 出版年:2008年 価格:1500円+税

主人公の「ぼく」は、家でも学校でも怒られてばかり。そんな「ぼく」が七夕の短冊に書いた願いごととは? 子どもの気持ちと向き合う大切さに気付かされる絵本です。

「Learning for All」石神さんコメント

「子どもをもつ両親、支援をする立場にいるすべての人に読んでほしい本です。この本に登場する男の子は、わんぱくで怒られてばかりいますが、その行動には別の意図があります。まわりから見れば怒られるようなことをしていますが、男の子なりの正義をもって行動しているんです。子どもの行動が発する本当のメッセージはなにかを考え、しっかり子どもと向き合う大切さを教えてくれます。子どもと関わるすべての人に、このまなざしを持ってほしいと思っています」

おこだでませんように
②活動を続ける上で勉強になった、感銘を受けた作品

『社会を結びなおす 教育・仕事・家族の連携へ』

本田由紀(著) 岩波ブックレット 出版年:2014年 価格:¥520+税

従来の日本では、社会モデルである教育・仕事・家族という3つの領域が極めて強固に結合し、循環していました。そのバランスが破綻するまでのプロセスと要因を分析し、それに代わる新しい社会像を示していく本です。

「Learning for All」石神さんコメント

「社会課題に向き合う人にとって一番の入門書です。高度経済成長期までは、家庭は母親が守り、教育は行政が担い、仕事は会社が担うというバランスが保たれていました。しかし、それらのバランスが崩れたことで、今の社会課題が生まれています。この構造を理解しないと、社会と向き合う上でなにが課題なのか、本筋を見失ってしまいます。かわいそうな子どもがいるから支援をする、というだけでは本質的な解決にはなりません。社会の構造の変化を再認識するには最適の本です」

『裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち』

上間陽子(著) 太田出版 出版年:2017年 価格:¥1700+税

沖縄の風俗街の女性たちにインタビューしたルポ。暴力を受け、そこから逃げて、自分の居場所をつくりあげていくまでの記録です。

「Learning for All」大学生ボランティア 宇地原さんコメント

「教育格差や貧困に関心を持ち始めた大学生に読んでほしい本です。教育や貧困は学術的な言葉で語られやすいですが、これはそういう知見も入りつつ、ありのままの生活を描いています。格差や貧困は、言葉で言うのは簡単ですが、それが意味する現実がどれだけ残酷かを教えてくれます」

過去にご紹介いただいた作品はこちらから

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