地域への貢献
なでしこナースの活躍は、病院や福祉施設といった場にとどまりません。健康や生活についての悩みを聞く相談会やセミナー、医療従事者の職業体験など、誰もが健康で安心して暮らせる地域づくりのため、病院だけでなく施設の外に出て、地域の方々や子どもたちと交流しています。
出前講座
地域の健康増進や維持を目的に、病気の予防に役立つ知識や情報を発信しています。開催場所は公共施設や福祉施設、商業施設などさまざま。認知症の予防、応急処置、生活習慣病などについての講演のほか、皮膚・排泄ケア、緩和ケアについてなど、地域の医療機関、介護職員に向けた実践的な講座も実施しています。


済生会フェア
済生会の病院や福祉施設では、済生会をもっと知ってもらい、地域住民との交流を図るイベントを実施しています。看護師による健康測定や相談会、本格的な医療体験コーナーなど、世代を問わず楽しめる催しが目白押しです。認知症や生活習慣病などの講演会も行なっています。



体脂肪や骨密度の無料測定もある
看護のお仕事体験イベント
未来を担う子どもたちが医療をより身近に感じられるよう、済生会では医療体験イベントや、高校生を対象にした一日看護師体験など、看護の現場を体験できる場を地域に提供しています。実際にユニホームを身にまとって現役看護師のレクチャーを受けながら、採血・血圧測定などの流れを学ぶことができます。


一日看護師体験の様子
がんサロン
がん治療と並行して、がん患者さんやそのご家族、また患者同士や家族同士が自由に語り合い、交流を深められる「がんサロン」では、がんに関する情報交換や、不安による孤独化を緩和することができるほか、病気や治療、副作用、生活についての悩みをがん看護専門看護師などに相談することもできます。


災害医療活動
国内外で災害救援活動に取り組んできた済生会。東日本大震災、能登半島地震などの大規模な地震災害では、医師や看護師などを緊急派遣し、被災者の心身をケアしました。JICA(独立行政法人国際協力機構)などの国際緊急援助隊に登録し、海外災害派遣で活躍する看護師もいます。

