なでしこナースはこんなところで働いています!
病院などで患者さんの治療に寄り添うことはもちろん、さまざまな福祉施設でも利用者さんなどが健康な生活を送るために「看護師の存在」は必要不可欠です。医療、福祉問わず、幅広い活躍の場があることが、済生会の大きな強み。実際にどんな職場があるのか紹介していきます。
急性期から慢性期まで、さまざまな病院・診療所が全国に


救命救急センターなど専門性の高い治療を行なう「高度急性期」、一般病院での手術や治療を行なう「急性期」、リハビリテーションなど身体機能の回復を図る「回復期」、長期的・継続的な治療を行なう「慢性期」の機能を持つ病院、病棟があり、それぞれの機能に合わせた看護を実践しています。その他、外来や手術室での勤務や医療安全管理や院内感染対策に従事する看護師もいます。診療所では問診や診察をする医師の補助のほか在宅療養支援を行なっています。岡山療護センターは自動車事故による脳損傷の重度後遺障害者の専門病院です。

その人らしい暮らしを看護で支える高齢者福祉
介護施設では入居者の健康管理や医師による診察の補助などを行ないます。特別養護老人ホームは「生活の場」であるため、利用者の「看取りケア」をすることもあります。訪問看護ステーションでは自宅などで暮らす方の体温や血圧測定といった健康状態の観察や、医師の指示に基づく点滴や注射などの医療処置を実施します。


健やかな「育ち」をサポートする児童福祉
済生会が運営する7つの乳児院では、子どもの健康観察や内服薬の管理、予防接種や感染予防など個々に応じた看護を行なっています。そのほか、ハイリスクな妊婦や新生児を受け入れる「周産期母子医療センター」の機能をもつ病院などもあり、心と身体の両面から母子を支えています。

日常生活の困難に寄り添う障害者福祉
済生会は障害のある方に居住の場や食事、日常生活上のお世話や介護を提供する障害者支援施設も運営しています。日常生活を自力で行なうことが困難な方が多いため、利用者の日常生活支援、体温や血圧測定などの健康チェック、服薬管理、予防接種の補助、医療機関受診の付き添いなど、多岐にわたります。

次世代の看護師を育成する看護学校
看護学校では、保健師・助産師・看護師として勤務した職員が、大学や都道府県の専任教員養成講習会で教育を学び卒業し、看護教員(専任教員)となって看護学生の指導にあたります。自らの知識や経験が学生の成長につながることが教員としての魅力です。
その他こんな施設も!
- ・サービス付き高齢者住宅
- ・地域定着支援センター
- ・発達障害者支援センター など