大規模地震に備えて
岩手県保健福祉部医療政策室主催の令和7年度大規模地震時医療活動訓練が、9月6日に実施されました。当日は18人が参加し、〈岩手〉岩泉病院からは院長・災害看護師・事務職員・看護師2人の計5人が訓練に参加しました。本訓練は、DMAT(災害医療チーム)が災害場所に訪問して被災状況を分析・整理した上でDMAT活動拠点本部と調整、病院支援活動を行なうという実際の災害時の対応を想定した内容でした。訓練を通じて、EMIS(広域災害救急医療情報システム)への入力、施設内の設備や物品の配置場所などを確認し「有事の際にはしっかりと動けるような準備が大事」という認識を持ちました。今後は、この訓練内容を院内で共有し災害発生時に対応できるよう、継続的な訓練につなげてまいります。
DMAT(災害医療チーム)とは?
「災害急性期に活動できる機動性を持ったトレーニングを受けた医療チーム」と定義されており、災害派遣医療チームDisaster Medical Assistance Teamの頭文字をとって略して「DMAT(ディーマット)」と呼ばれています。医師、看護師、業務調整員(医師・看護師以外の医療職および事務職員)で構成され、大規模災害や多傷病者が発生した事故などの現場に、急性期(おおむね48時間以内)から活動できる機動性を持った、専門的な訓練を受けた医療チームです。
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25.11.20
静岡
静岡済生会総合病院
認知症になっても安心して過ごせるために
9月の「認知症月間」に合わせ、静岡済生会総合病院でプラモニュメントのライトアップや院内イベントを実施。。9月19日には病院正面玄関で、認知症への理解を深めてもらうことを目的に来院者向けの啓発イベントを開催し、ポスター展示やリーフレットの配布、簡易的な物忘れチェックなどを行ないました。
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25.11.20
三重
明和病院
患者急変時の対応を学ぶ
7月29日、〈三重〉明和病院の村田浩人副院長による急変時の対応と救急カート使用についての勉強会を実施。経験の浅いスタッフも安心して参加できる雰囲気を意識して、医師・看護師・介護士がチームで連携しながら、「もしもの備え」として対応の流れをシミュレーション形式で実践して確認しました。
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25.11.19
新潟
新潟病院
給食を患者さんのもとへ!災害に備えリレー配膳訓練
9月26日、新潟病院で「給食用エレベーター停止時の対応」をテーマに研修会を行ない、看護師・医療ソーシャルワーカー・事務員・DMATの約20人が参加。研修では「震度4の地震が発生したものの施設に大きな被害はなく、食事は提供できる」という想定でリレー方式での配膳を練習しました。
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