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和歌山
和歌山病院
25.09.17

協力者続出で50個を超える認知症マフ提供

色とりどりの毛糸で、可愛い飾りがついている認知症マフの写真

2024年10月から和歌山病院の看護部が中心となり、「認知症マフ」作りの取り組みを始めました。院内で認知症マフ作成のチラシを作成し、病院のホームページにも取り組みを掲載。この取り組みが地元紙に掲載されると、市内の手芸用品店などから毛糸の寄付を受け、職員や職員家族で製作していました。さらに、製作協力の申し出も多数あり、現在はすでに50個を超える認知症マフの提供があります。櫻井恵理副看護部長は「当初は50個作ることが目標でしたが、このような反響に驚いています。マフが認知症の理解につながればうれしいです」と話しています。寄付されたマフは早速入院患者さんが使用し、病棟からも「皮膚トラブルの予防にもなるし、見た目もよく有効活用できている」など前向きな意見が聞かれました。

認知症マフとは?

手を温かく包むための筒型の毛糸製品。マフの両端から手を入れられるようになっており、マフの中や表面に取り付けられている飾りを触れることで安心感を得ることができます。