済生会グループの組織の中に「共同治験推進専門小委員会」（以下委員会）があります。「治験」を行うことにより、それぞれの病院がより活性化することが期待できるので、委員会は各病院が治験や共同治験を積極的に推進していけるような体制作りを目指しています。

全国の済生会病院には積極的に治験を行なっている病院、これから治験を行なおうとしている病院があります。積極的に治験を行なっている病院にはよりたくさんの治験を行なってもらえるように連携を進め、これから治験を行なおうとしている病院にはシステム作りなどでサポートできればと思っています。

「治験」はそれにかかわる人をHappy にします。患者さんは新しい治療を受けることができ、主治医は最先端の治療を経験できます。病院にとっては外部資金を獲得することができます。以前に比べると治験のハードルが高くなっていますが、「済生会共同治験」を行なうことで、より多岐にわたる治験の依頼がくる可能性があります。また「済生会」は大きい組織で、全国の済生会には素晴らしい人材がたくさんいます。共同治験を通じて素晴らしい人材同士が交流・切磋琢磨し、より成長してもらえればと思っています。 共同治験事務局や委員会は全国の済生会病院がより治験を行ないやすくなるようにサポートしたいと思っています。それぞれの病院の特色と済生会のスケールメリットを生かして、「治験」をより積極的に行なえる体制作りを目指しています。