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福井
福井県済生会病院
25.10.21

血糖変動の可視化で2週間の健康チャレンジ

「リブレ」を腕の皮膚に貼り、血糖値を測定している福井県済生会病院の職員の写真

福井県済生会病院では8月後半、職員の健康増進を目的として持続血糖測定器「リブレ」を活用した取り組みを実施し、108人の職員が参加しました。昨年度では特定保健指導を受けた職員に対し「リブレ」の装着を提案。さらに、福井県が推進する「血糖変動に向き合う2週間プログラム」に賛同し、この取り組みを本格的に導入することとなりました。「リブレ」は腕の皮膚に貼るだけで血糖値を連続的に記録でき、スマートフォンで簡単に確認できます。参加者からは「血糖値の変動が見えることで、具体的な対策が立てられる」といった声が寄せられました。産業保健スタッフの看護師・細川清子さんは「自分の健康や疾病に気づくきっかけとなり、予防を通じて意識づけができる。病院として職員が長く働ける環境づくりにもつながる」と語っています。