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福井
福井県済生会病院
25.10.21

透析室で防火防災訓練

患者さんに自己防衛として、布団などで頭部や身体を保護してもらう写真

9月1・2日、福井県済生会病院透析室で地震発生を想定した防火防災訓練を実施し、両日合わせて患者さん88人・医師、看護師、臨床工学技士等医療スタッフ32人が参加しました。訓練では、患者さんは自己防衛として「布団などで頭部や身体を保護する」「シャント肢と反対の手でベッド柵をつかむ」「回路をクリップで止める(模擬訓練)」などの方法を確認。医療スタッフは状況を把握し連携を取りながら、迅速かつ的確な対応を実践しました。2024年元日に起こった能登半島地震は、福井県にも震度5の揺れをもたらしました。この訓練は、未曽有の災害を経験したからこそ生まれた、強い使命感に基づくものです。「あの時のように、いや、あの時以上に備えよう――」。この思いを胸に今後も定期的な訓練を実施し、より安全で安心できる病院づくりを目指します。