献立のテーマ
楽々だけど見栄えも栄養も充実!
肌寒い季節は休日の外出も減り、家で過ごすことが増えますよね。家族みんなで過ごす時間は楽しいものです。ただ、家族が全員家にいると人数分の調理をしなくてはいけない、でもカラダも休めたい…そんな日は楽々レシピで調理してみませんか?
朝食は混ぜ込むだけでたんぱく質を補える混ぜ込みおにぎり、昼食は一部に市販品を活用した温玉とろろ蕎麦とひじきの白和え、夕食は家族みんなで準備ができる手巻き寿司。
時間のかかる料理は市販品で補えばOK。楽に栄養がとれて見栄えもきれいな2度うれしいレシピです。
ピックアップ食材
蕎麦~薬効の高さは、麺類のなかでも一番!!~蕎麦の主成分は糖質ですが、たんぱく質やカリウム、鉄、ビタミンB群も豊富に含みます。
たんぱく質には、リジン・スレオニンなど必須アミノ酸(体内で合成されず、食品として摂取しなければならない)が多く含まれ、他の穀類に比べるとたんぱく価が高いのが特徴です。その他、食物繊維やルチンが含まれています。
蕎麦に含まれているルチンは、ビタミンPの一種で抗酸化物質です。毛細血管を強化し、血圧上昇を抑えて、脳血管障害や心臓病、高血圧を予防します。さらに、脳細胞の酸化を防ぎ、記憶力を向上させたり、老人性認知症の予防にも効果があると言われています。
また、ビタミンCの吸収を促進するため、野菜や果物(柑橘類・イチゴ等)を一緒に摂ると、より効果を発揮できます。