社会福祉法人 恩賜財団 済生会(しゃかいふくしほうじん おんしざいだん さいせいかい)社会福祉法人 恩賜財団 済生会(しゃかいふくしほうじん おんしざいだん さいせいかい)

管理栄養士さんのおすすめレシピ 「こんな日は、このメニュー」

お餅アレンジレシピ

朝食

朝食 ・お餅のピザ風
・レタスとトマトのスープ
・豆乳バナナスムージー
→ レシピはこちら

昼食

昼食 ・お餅のドリア
・根菜のスープ
・ひじきのサラダ
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夕食

夕食 ・おこわ風炊き込みご飯
・鱈のホイル蒸し
・小松菜のお吸い物
・わかめときゅうりの酢の物
→ レシピはこちら

テーマ献立のテーマ

ひと味違った餅の楽しみ方!

雑煮やお汁粉など、餅を食べる機会が多い年末年始の時期。いつも同じ食べ方に飽きたり、気づいたら餅が余っていたりしたことはありませんか?
今回は、済生会和歌山病院・栄養管理科が考案した、餅をおいしく食べられるアレンジレシピをご紹介します。
食感がたまらないおこわ風炊き込みご飯や、なめらかなホワイトソースで作るドリアなど、和洋問わず餅が活躍するメニューが登場。さらに、餅だけでなく大根やタラなど旬の食材も楽しめます。普段とは違った餅のおいしさを、冬の味覚と一緒に堪能しましょう!

ピックアップピックアップ食材

布引大根

布引だいこん(今回は一般的な大根で代用) 和歌山市布引地区で栽培される「布引だいこん」は、根部の上から下まで太さがそろいボリュームがあります。また、ヒゲ根が少なくて毛穴が浅く、皮のきめが細かいことが特徴です。水分の含有量が多く柔らかいため、おでんでは味がよく染み、大根おろしは辛みの少ないまろやかな口当たりになり、漬物は甘味が深くなるなど、幅広い楽しみ方ができます。
同地での大根栽培は江戸時代中期が起源とされており、かつては白首の「和歌山だいこん」として親しまれていましたが、約30年前の品種改良を経て青首が中心になりました。布引地区に隣接する西国三十三所観音霊場第2番目札所の紀三井寺では、毎年12月18日に布引だいこんを使った「しまい観音厄除開運大根炊き」が行なわれ、参拝者に振る舞われるなど、古くから地元で愛されてきた産品です。

栄養価一日分の栄養価

朝食

  • エネルギー738kcal
  • たんぱく質25.6g
  • 脂質34.1g
  • 糖質80.7g
  • 食物繊維相当量3g
  • 食塩相当量3.5g

昼食

  • エネルギー578kcal
  • たんぱく質26.5g
  • 脂質12.7g
  • 糖質81.9g
  • 食物繊維相当量6g
  • 食塩相当量2.1g

夕食

  • エネルギー592kcal
  • たんぱく質27.6g
  • 脂質3.1g
  • 糖質105.9g
  • 食物繊維相当量6.3g
  • 食塩相当量4g

1日の栄養量

  • エネルギー1908kcal
  • たんぱく質79.7g
  • 脂質49.9g
  • 糖質268.5g
  • 食物繊維相当量15.3g
  • 食塩相当量9.6g

エネルギーを500kcal以下にする場合

昼食でごはん1人前を150gから100gに減らし、鶏肉1人前を80gから60gに減らすことにより、エネルギーを約110kcalダウンできます。

塩分を2g以下にする場合

夕食で「おこわ風炊き込みご飯」の醤油の量を半分にし、大葉をトッピングしましょう。また、「きゅうりとわかめの酢の物」のカットわかめを使わず、「小松菜のお吸い物」の白だしをカツオ節と醤油に替え、「鱈のホイル蒸し」の醤油を使わず蒸し上がったあとにレモンを絞ると、合計2gの減塩になります。

レシピ作成

レシピ作成

済生会和歌山病院・栄養管理科
主任管理栄養士 谷山優佳、主任管理栄養士 硯祐賀子