献立のテーマ
ヘルシーで満足感のある食事を
冬といえば、食欲が旺盛になる季節。食事はたっぷりとりたい!でもカロリーは控えたい、という方が多いのではないでしょうか?今回ご紹介するのは、済生会御所(ごせ)病院・栄養科が考案した、秋から冬が旬の食材を使った低エネルギーレシピです。
水菜や白菜、キノコ類などの食物繊維が豊富な食材や、タラやササミ、豆腐などの低エネルギーな食材を使用し、エネルギー量を抑えることでボリュームがあってもヘルシーな献立になっています。
ここで使用している食材は比較的安価なものが多いので、お財布にもやさしい!おなかいっぱい食べて、寒い季節を乗り越えましょう!
ピックアップ食材
大和芋奈良県在来のツクネイモの品種です。県内で古くから栽培されてきた伝統野菜の一つとして、県により「大和野菜」に認定されています。土質を選び乾燥を嫌うため栽培が難しく、奈良県御所市の葛城山麓を中心に栽培され、現地の地名を取って「櫛羅(くじら)いも」とも呼ばれています。
粘り気が強く優れた品質から、高級料理の食材として珍重され、和菓子の原材料に用いられることもあります。すりおろしてとろろごはんにすることはもちろん、汁物に落として餅のような具にしたり、揚げ物にするのもおすすめです。
大和芋をすりおろしてだし汁でのばし、鍋の具材に絡めて食べる「山芋鍋」は絶品で、主産地御所市の葛城高原ロッジで味わうことができます。
レシピ作成
済生会御所病院・栄養科
写真左から
事務 西川尚美、管理栄養士 安田靖子、管理栄養士 山本真衣
管理栄養士 作田ひかり、管理栄養士 山田知美