献立のテーマ
じめじめした日は食事でさっぱり!
雨が降ったり気温が高かったりと、気温だけでなく気圧の変化も大きい今日この頃。体調を崩しやすい季節だといえます。そんなときは、お酢を使ってさっぱりした料理を作るのはいかがでしょうか?
お酢には防腐や殺菌効果があるため、湿度が高く食べ物が傷みやすい季節におすすめです。今回は済生会千里病院の栄養科が、疲労回復の効果が期待できるクエン酸やミネラルなどを含む食材をピックアップしたレシピを考案しました。ピクルスやサラダのドレッシングとして手軽にクエン酸を摂取できるだけではなく、ミネラル豊富な旬のおかひじきなどの食材もふんだんに使っています。
さっぱり食べられる食事で、梅雨の季節を乗り切りましょう!
ピックアップ食材
おかひじき
「陸の海藻」と呼ばれ、海藻のひじきに似ていることからこの名が付きました。別名ミルナ(水松菜)とも呼ばれています。旬は4月~6月頃で、海岸の砂地に自生し日本では古くから食べられています。
高血圧やむくみの予防・改善に効果的なカリウムや、骨や歯を丈夫にするカルシウムなどのミネラルが豊富に含まれています。また、カロテンも豊富に含まれているため抗酸化作用も期待できます。
少しアクがあるため、シャキシャキとした特徴的な食感を損なわない程度に若い茎や葉をサッと加熱し、和え物やお浸しで食べるのがおすすめです。
レシピ作成
済生会千里病院・栄養科
写真左から
栄養科長 吉田尚子、栄養科主任 佐々木真弓、管理栄養士 喜多茉莉子、管理栄養士 花木千裕