献立のテーマ
あったか欧風料理で身も心もほっこり
立春を過ぎても、まだまだ寒い日が続くこの時期。外を歩けば身体の芯まで冷え切ってしまうことも多くなります。こんな日には、ヨーロッパの郷土料理で身体を温めるのはいかがでしょうか?
今回、済生会富山病院・栄養管理科のスタッフに温かな欧風レシピを考案してもらいました!パンケーキやスープ、ホワイトシチューと、寒い日にうれしいメニューが勢ぞろい。メニューには野菜が豊富に含まれており、食べ応えとヘルシーさを両立しました。朝はオランダ、昼はイギリス、夜はフランスと、各国の郷土料理を楽しめるレシピで、海外旅行気分を味わえるかも?どれも手軽に作れるものばかりなので、ぜひ試してみてください!
ピックアップ食材
ユリ根
ユリ根はオニユリ、コオニユリなどの隣茎(球根)です。隣茎という名前ですが、実は根ではなく葉が変形したものです。たくさんの鱗片が重なっているこの隣茎の形から「百合」の漢字が当てられたといわれています。主な生産地は北海道で、全国の生産量の約95%を占めています。
古くから食材としてだけでなく、滋養強壮や利尿、せき止め、鎮静作用の生薬として利用されてきました。主成分は炭水化物でカリウムを豊富に含んでいます。
茶碗蒸しや京料理などによく使われますが、ジャガイモのようにホイルに包んで焼いてバターをのせたり、茹でてマッシュにしたりさらには揚げてもおいしくいただけます。
レシピ作成
済生会富山病院・栄養管理科
写真前列左から
管理栄養士 澤田恵美子、係長 管理栄養士 竹之内弘美
後列左から
管理栄養士 小中絢子、管理栄養士 小林朋子、管理栄養士 佐竹明奈