済生会は、明治天皇が医療によって生活困窮者を救済しようと明治44(1911)年に設立しました。100年以上にわたる活動をふまえ、日本最大の社会福祉法人として全職員約66,000人が40都道府県で医療・保健・福祉活動を展開しています。
済生会は、405施設・437事業を運営し、66,000人が働く、日本最大の社会福祉法人です。全国の施設が連携し、ソーシャルインクルージョンの推進、最新の医療による地域貢献、医療と福祉のシームレスなサービス提供などに取り組んでいます。
主な症状やからだの部位・特徴、キーワード、病名から病気を調べることができます。症状ごとにその原因やメカニズム、関連する病気などを紹介し、それぞれの病気について早期発見のポイント、予防の基礎知識などを専門医が解説します。
全国の済生会では初期臨床研修医・専攻医・常勤医師、看護師、専門職、事務職や看護学生を募集しています。医療・保健・福祉にかかわる幅広い領域において、地域に密着した現場で活躍できます。
一般の方の心身の健康や暮らしの役に立つ情報を発信中。「症状別病気解説」をはじめとして、特集記事や家族で楽しめる動画など、さまざまなコンテンツを展開しています。
〈鳥取〉介護老人保健施設はまかぜは、2020年8月18日、公益財団法人JKAから、体温測定サーマルカメラの設置費用について、補助金交付決定を受けました。
この設備は、非接触で最大20人の体温を同時に測定できるもの。老健はまかぜでは、正面玄関に設置する予定。多くの人の往来がある場所で、迅速に発熱者を検知することができます。また、検温作業による職員の感染リスクがなくなり、安心して利用者の介助などの本来業務に取り組むことができます。
老健はまかぜは、病院での入院治療を終え、身体機能の回復を図るためにリハビリテーションを行なう施設。訪問看護をはじめ、複数の在宅サービスも実施しています。補助決定を受け、同施設では今後、体温測定サーマルカメラの購入業者の選定を行ない、10月には設置が完了する見込みです。
JKAは、競輪とオートレースの売上金の一部を基に、社会貢献を行なう社会福祉法人やNPO法人等を支援する団体。これまでにも医療や福祉分野には検診車や介護機器などの整備を支援していますが、このほど、新型コロナウイルス感染症の拡大防止策に取り組む事業に対し緊急支援を実施しています。
本部総合戦略課 鎌倉安男