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渡辺大 さん

渡辺大 さん
1984年、東京都出身。2002年、ドラマ「壬生義士伝~新撰組でいちばん強かった男」でデビュー。NHK大河ドラマ「武蔵」「功名が辻」で注目を集める。主な出演映画作品は『男たちの大和』『ラストゲーム最後の早慶戦』『臨場』『空飛ぶタイヤ』『散り椿』など、映画・ドラマなどで活躍中。

もともとワインが大好きだという俳優の渡辺大さん。最新映画ではワイン造りに情熱をかける青年を演じ、国際的な賞を二冠受賞。海外を見据える目に映ったものとは?

 実話に基づく映画『ウスケボーイズ』で、常識を覆すワイン造りにのめり込む青年を演じた。「ものづくりの世界と役者は同じ。毎回、手探りで作品と向き合い、出口を求めさまよっています」と語る。

 日本での公開に先駆けて、国際映画祭でお披露目され、マドリード(スペイン)およびアムステルダム(オランダ)の映画祭にて、ともに最優秀主演男優賞を受賞。「映画祭で、日本から持ってきたワインをみんなで飲んだのですが、外国人とコミュニケーションをとるのはそんなに難しいことじゃない、海外だからといって、自分からハードルを上げてかまえる必要はないと感じました。グローバル化は世界共通の流れ。そういうボーダーレスな環境に身を置くことが、役者をやっていく上でも大事になっていくのかなと思いました」

 その足でロンドンを訪れ、父・渡辺謙さんの舞台を観劇したという。「受賞を直接報告し、監督から預かった映画ゆかりのワインを渡すと、『今度、日本に帰ったら一緒に飲んでお祝いしよう』と。今は父にキープしてもらっています」

 芝居を一歩離れた楽しみはゴルフ。ただし、飛ばすだけが楽しみじゃないと語る。「ゴルフは結果がすべてではなく、プロセスの積み重ねが大事。ミスしても悪い波にのまれないように、反対に、好調でも欲を出さないように、一打一打、平常心を維持できるかどうか。演じるときは感情のジェットコースターに乗っているからこそ、ゴルフは、いい意味で気持ちをリセットさせてくれます」

文:みやじまなおみ 写真:吉川信之(機関紙「済生」2018年10月)
ヘアメイク:山岸直樹、大塚貴之(ともにRouxda')
スタイリスト:山本隆司

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映画『ウスケボーイズ』

映画『ウスケボーイズ』
©河合香織/小学館 ©2018 Kart Entertainment Co., Ltd.

日本産のワインを世界レベルに引き上げたワイン界の先駆者・麻井宇介。彼の造った「桔梗ヶ原メルロー」に影響を受けた主人公たちは、ワイン用のブドウ栽培は困難と言われた日本でワイン造りに没頭し、苦悩しながらもそれぞれ優れたワインを生み出していく。日本ワインの常識を覆した革命児、「ウスケボーイズ」と呼ばれるようになるまでの姿を描く、実話をもとにした物語。

●原作:河合香織『ウスケボーイズ 日本ワインの革命児たち』(小学館)
●監督:柿崎ゆうじ
●出演:渡辺大、出合正幸、内野謙太、竹島由夏、和泉元彌、伊藤つかさ、安達祐実、橋爪功 ほか
2018年10月20日(土)より新宿武蔵野館ほか全国ロードショー。
公式HP:usukeboys.jp


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