10月下旬のある午後、〈埼玉〉川口総合病院から歩いて川口乳児院へ向かう小児科の有井直人医師の姿がありました。
4年前に当院に赴任し、前任の医師から乳児院の診察担当を引き継いで約2年。県内にある乳児院で、病院に併設されているのは川口乳児院だけです。当院小児科医が週に一度、子どもたちの診察を行ない、健康を見守っています。
「病院の外来で診る子どもたちと同じように接しています。どんな背景があっても、皆“子ども”であることに変わりはありません。特別扱いせず、いつもの調子で話しかけています」――そう語る有井医師の表情はとても穏やかです。
今日も子どもたちに優しく語りかけ、聴診器をそっと当てます。変わらない優しいまなざしが、小さな子どもたちの安心を支えています。

川口総合病院
400病床以上
高度急性期
急性期
駅から徒歩10分以内
近くにバス停がある
| 所在地 | 〒332-8558 埼玉県川口市西川口5-11-5 |
|---|---|
| 開設年 | 1940年 |
| 電話番号 | 0570-08-1551 |
| FAX | 048-256-5703 |
| ホームページ | https://www.saiseikai.gr.jp/ |
日々のできごと
〈埼玉〉川口総合病院の臨床検査科ではJICAが行なう研修制度に協力し、11月25日から4日間、バヌアツ共和国の研修員ヴハ・キャシーさんを受け入れました。海外研修員の受け入れは今回で4回目です。
研修テーマは「臨床検査技術-新興・再興感染症にも対応できる臨床微生物学」。キャシーさんは「バヌアツでは感染症対策が重要で、重症化を防ぐためにも早期診断が課題。日本の高度な検査機器を使って実習することができ感動した。学んだ内容を自施設の検査体制向上に生かしたい」と意欲を語りました。
臨床検査科の山口純也科長は「実務を通して学べる研修を大切にしており、海外の医療事情に触れることは我々にとっても刺激になる」と述べ、担当技師の吉田雅基さんも「キャシーさんは経験もあり、技術も高くこちらも学びが多かった」と振り返りました。
「私たちの役割は、子どもと児童相談所をつなぐ“橋渡し”です」。そう話すのは、〈埼玉〉川口総合病院に併設する〈埼玉〉川口乳児院の里親支援専門相談員、横山恭子さん。乳幼児の“声にならない思い”をくみ取り、代弁することが大切だといいます。
「里親制度は“子どものため”の制度。だからこそ、心理士や相談員などの専門チームが一体となり、子どもにとって最善の環境を見極めています。親子の関係は時間をかけて育つもの。焦らず、そっと背中を押す存在でありたい」と横山さん。里親さんと子どもを招いて毎年開く交流会で、子どもたちが自然と里親さんに甘える姿を見たとき、“ああ、親子になったんだな”と胸がいっぱいになるそうです。
川口乳児院では12月12日まで、建て替えのためクラウドファンディング(CF)に挑戦中。この挑戦をぜひ応援してください。
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